世界ヒバクシャ展


あなたは核被害の歴史を知っていますか!
世界ヒバクシャ展
11月11(日)~11月18日() 


NPO法人世界ヒバクシャ展とは〜(HPより引用)

002年に広島、長崎の被爆者の写真を40年以上にわたって取り続けてきた、写真家の森下一徹が、世界のヒバクシャの写真を撮り続けてきた写真家に呼びかけて設立しました。
広島、長崎、チェルノブイリや各地の核実験場、ウラン採掘現場など世界各地のヒバクシャは、人類が生み出した愚かな現実の最大の証人です。
その体験と証言を写真で伝え、核兵器も原発もない世界を目指す運動の輪を広げることを目指して、6人の写真家の写真展示を国内外で開催してきました。

森下一徹が病に倒れ、6年にわたって活動を中断していましたが、
福島第一原発事故を受けて、森下一徹の娘、森下美歩を中心に、昨年から活動を再開しました。



〜世界ヒバクシャ展代表 森下美歩さんのメッセージ HPより引用)〜
「おわびから始めます」
私は訪問介護の仕事をする中で、戦争を体験したお年寄りにたくさん会ってきました。お年寄りがなくなる前の言葉は、戦争で起こした罪の償いの言葉ばかりでした。「人間として、ひどい過ちを犯した」「謝りたい」とわだかまりを持って、亡くなっていきました。
父の森下一徹が病に倒れて以来中断していた世界ヒバクシャ展の活動を引き継ぐにあたって、私は、おわびから始めたいと思います。
太平洋戦争で多大な迷惑をかけてしまった国々の人たちへのおわび。ヒロシマ、ナガサキの被爆を経験しながら、ベトナム戦争や湾岸戦争などの世界の戦争、核実験やイラクなどでの劣化ウラン弾の使用を止められず世界中にヒバクシャを生み出してしまったことへのおわび。そして、「原子力の平和利用」という言葉の下で原発の建設を許し、福島第一原発事故を引き起こして世界中に放射能をばらまいてしまったことへのおわび。日本人として、こうしたおわびの言葉をきちんと伝えながら、現実を見つめ共に未来を考える材料として、世界にヒバクシャの写真を展示・紹介し、広島・長崎の原爆で亡くなった人たちをはじめ、犠牲となった世界のヒバクシャたちの命を無駄にしないようにしていきたいと思います。
今日、世界は様々な問題を抱えています。街の犯罪から、大規模な戦争やテロなど、これらは、私たちが子どもから楽しい時間を奪った結果です。子どもたちの無邪気は世界を癒す想像力の種です。この写真展は、世界の子どもたちに、私たちの過ちを知ってもらい、地球のこれからを考える勉強の教材としても役立てば幸いと思っています。
厳しい現実をみつめることからしか、未来への希望は生まれないのです

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