2012年9月25日火曜日
イベントへの思い
なぜ、このイベントを立ち上げたか・・・。
311当時、私には生後1ヶ月半の次女がいました。
「なんという時代に、生んでしまったのだろう。」「申し訳ない。」
子どもを守ることもも、自分自身、どう生きていったらいいのかも分からない。
もう二度と、大手を振って青空とおひさまの下を深呼吸しながら歩くことすらできないのか・・・?
いつか子どもの頃、まんがで見たようなサイボー服を着ないと外へ出れないのか・・・?
雨にぬれるのも怖い。
何もかも信用できない。
いっそのこと、もうこの世からいなくなってしまいたい。
・・・・・・
子どもには「ダイジョウブ」と言いながらも、絶望と恐怖でいっぱいでした。
子どもたちの寝顔をみると、涙が出てきました。ゴメンネ・・・。
それがあるとき、思い出しました。
そうだ、自分にはつぶつぶの技がある、。
この環境汚染下でも「美味しく、楽しく乗り越える」技がある。
3年ほど続けていたのに、すっかり忘れていました。
なーんだ!!
もう、自分にも「大丈夫」って言える。
自分も、子ども、家族もみんな生きていける。
これからを生き抜いていくのに色々な方法、考え方、価値観があると思う。
それはそれで、いいと思う。
その中の一つがきっと、このつぶつぶだと思う。
いいなと思うのは、美味しいこと、楽しいこと、簡単なこと。
それに、避難しなくても、どこか遠いところの食材を求めなくても、特別な道具がなくても、いつでもどこでも出来る。
だったら、より多くの方に伝えたい、シェアしたい、と思いました。
また、8月に中野で行われた、同じイベントに参加しました。その時に、橋本俊彦先生と初めてお会いしました。橋本先生から「お手当て」のお話を伺い、自分で自分のいのちを守っていけると自信が持てました。
かつての自分と同じような悩みを抱えたお母さん、小さいお子さんがいるお母さん、妊婦さん、いのちを育んで護る女性に、特に聞いて頂きたいなと思っています。
もちろん、お父さんにも!家族で「食」や「お手当て」を共有して楽しんでいけたら素晴らしいと思います。
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