2012年8月22日水曜日

うえるかむ!しのばらんど


 篠原の里で行われた、福島の子供達の保養キャンプうえるかむ!しのばらんど

17日から来ていたこどもたちが、今日戻ったそうだ。

 福島へ見送るスタッフに方々とイベントに参加した方々の胸中を思うと切ない。
登校中はマスクをつけ、外出する時間は制限されているという。
 
 どんなに神経をすり減らして毎日を過ごされていることだろう・・・。

 かつて、自分もそうだった。
日々、一刻一秒、風の向きや強さ、天気とにらめっこ。そして、洗濯物は外に干せないし、外で遊ぶ子供の姿にハラハラし、雨にあたるのは恐怖だった。

 人間らしく、堂々と、
思いっきり自由に呼吸をし、おひさまと青空に大手を降って、気持ちよく歩く、
そんな当たり前のことが、どれほど大切か。


 また、現地の仮設住宅では、どんなひとが隣に住んでいるのかも知れず、出かけることもなく家の中だけで過ごす人は多いという。
 メディアには取り上げられないけど、亡くなった方も多数でている様子。

 そんな状況に、自分が何ができるどう・・・?

 せめて、意識を向けていよう。

 
 

2012年8月20日月曜日

『聞いてください』

読みました。

オフィスエムから出ている、坂田静子さんの『脱原発への道しるべ 聞いてください』

311よりもずっと前、30年も前から核廃絶を願って行動していた女性がいたとは・・・!

知りませんでした。

正直、原発?自分と関係ないでしょ?
という感じで、その正体を知ろうとしていませんでした。

でもその無意識こそが、暗に原発の存在を認め、事故を引き起こしてしまったのだと思います。

 どれだけのいのちが犠牲になったことか・・・・

 申し訳ない気持ちになります。


だからこそ、今ここに生かされている自分たちは、生き方を、暮らしを、社会を、いのちを大切にするよう変えていくことが共通使命のように思えます。


 一人の、一つの行動や声がちっぽけでも
それぞれが繋がって、力を合わせていけば大きなうねりになります。

 何か危険なもの、限りあるもの、見えない誰かを傷つけるもの
そういったものに依存しないで、心地よくて楽しい、持続可能なかたち。
そういったものを見つけて、実践していきたいです。

2012年8月17日金曜日

311から未来へライブ講演 中野、参加しました


8月4日、中野で開催された311から未来へライブ講演に参加してきました。
11月17日に藤野芸術の家で行うイベントと同じもので、イベント全国ツアーの初日です。

世界ヒバクシャ展の写真からは、今まで知ろうとしなかった現実と核被害を受けながら生きる人の姿があり、言葉を失いました。写真に写っているのは、自分たちと同じ人間です。なぜ、こんなに苦しい思いをしてる人たちがいるのに、核がなくならないのか・・・。そして、自分たちは何もしなかったのか・・・。 長崎・広島の原爆、フクシマ。 もうこれ以上、日本だけでなく世界中にヒバクシャを増やしてはいけない、強く感じました。


311が私達が生き直す、最後のチャンスのようにも思えます。


代表の森下美歩さんに初めてお会いしましたが、とってもチャーミングで、お話がおもしろくって素敵な方でした。厳しい現実を見つめているからこその、女性らしさなだなあと感じました。




つぶつぶのゆみこさんや、自然医学放射線防護情報室の橋本俊彦先生から、
今すぐに、家庭で実践できるお手当や食事法、意識の持ち方のお話がありました。

写真を見てしゅんと心が沈んでしまいましたが、
お二人のお話を聞いて、
「なんだ、まだ乗り越える術があるんじゃない!しかも、とっても簡単!」
と前向きな気持ちになれました。


イベント中は真剣なことを話しているのに、とってもとっても楽しくって、分かりやすくて
居心地のいい空間でした。そして、試食ででた、高きびハンバーグやサラダ、ご飯もとっても美味しかったです。



美味しくて、環境汚染下の生き方を学べる、お得なこのイベント。
11月17日に藤野でも開催します。



ぜひ皆さん、予定を合わせてご参加くださいね。

核のない世界を